エラの張りでお悩みの方は多いのではないでしょうか。エラが張っているだけでお顔が大きく見えてしまいますよね。その気になるエラ。骨が張っているから骨格だからと諦めている方いませんか?
エラの原因
原因として骨が張っているエラ張りもありますが、多くはその骨に付いている筋肉が硬く張ってしまってエラが強調されている事がほとんどです。このエラの筋肉は、咬筋(こうきん)と言います。咬筋は、噛むときの筋肉である咀嚼筋(そしゃくきん)の一つで、奥歯をグッと噛みしめた時にポコッと盛り上がる筋肉です。この筋肉を使いすぎると筋トレをしている状態になるので、発達しすぎてエラの張りとしてお顔のボリュームも出てきてしまいます。
何かに集中している時などに無意識に食いしばっていたり、顎周りが重だるさや痛みを感じたり、寝ている時の歯ぎしりや片方ばかりで物を食べるような偏った噛み癖などはありませんか?
思い当たる方は、咬筋が筋トレをしてしまっている状態なので、まずは日常的に意識をすることが大切です。普通にグッと噛む時にかかる力は自分の体重ぐらいですが、硬い物を食べる時、無意識の食いしばりや歯ぎしりでは、体重の2~5倍の負荷がかかるとも言われています。なので、ご飯を食べる時は左右均等に噛むようにしたり、お仕事中など集中している時にグッと奥歯があたっている時は、力を抜くようにしてみたりと普段から意識をするようにしてみて下さい。意識をするだけでもエラ周りの疲れはマシになってきます。