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エラ張り解消には美容鍼?!
エラの張りでお悩みの方は多いのではないでしょうか。エラが張っているだけでお顔が大きく見えてしまいますよね。その気になるエラ。骨が張っているから骨格だからと諦めている方いませんか?
エラの原因
原因として骨が張っているエラ張りもありますが、多くはその骨に付いている筋肉が硬く張ってしまってエラが強調されている事がほとんどです。このエラの筋肉は、咬筋(こうきん)と言います。咬筋は、噛むときの筋肉である咀嚼筋(そしゃくきん)の一つで、奥歯をグッと噛みしめた時にポコッと盛り上がる筋肉です。この筋肉を使いすぎると筋トレをしている状態になるので、発達しすぎてエラの張りとしてお顔のボリュームも出てきてしまいます。
何かに集中している時などに無意識に食いしばっていたり、顎周りが重だるさや痛みを感じたり、寝ている時の歯ぎしりや片方ばかりで物を食べるような偏った噛み癖などはありませんか?
思い当たる方は、咬筋が筋トレをしてしまっている状態なので、まずは日常的に意識をすることが大切です。普通にグッと噛む時にかかる力は自分の体重ぐらいですが、硬い物を食べる時、無意識の食いしばりや歯ぎしりでは、体重の2~5倍の負荷がかかるとも言われています。なので、ご飯を食べる時は左右均等に噛むようにしたり、お仕事中など集中している時にグッと奥歯があたっている時は、力を抜くようにしてみたりと普段から意識をするようにしてみて下さい。意識をするだけでもエラ周りの疲れはマシになってきます。
咬筋を硬いまま放っておくと、エラの張りだけでなく、たくさんの悪影響が起こってしまいます。例えば、顎の痛みや血行不良、頭痛、首こり、肩こりなどです。咬筋の近くはリンパなどもあるので、筋肉が硬くなっていると老廃物が溜まりやすくなり、むくみの原因にもなります。むくみが溜まってさらにお顔が大きくなってしまうという悪循環に。血流も悪くなるので、栄養が行き渡りづらくなり、お肌が荒れやすく治りにくくなってくることもあります。
食いしばりなどで顎周りがしんどい方は、頭痛で悩んでいる方もたくさんいらっしゃいます。噛む筋肉である咀嚼筋(そしゃくきん)は、咬筋の他に側頭筋(そくとうきん)というこめかみから耳の上、側頭部に広がる大きな筋肉も含まれます。なので、無意識に食いしばっていると咬筋と側頭筋がどんどん筋トレをしている状態になり、硬くなってしまいます。側頭筋が硬くなると頭痛やシワ、たるみの原因にもなります。
エラ張りのセルフケアマッサージ
定期的にほぐしてあげることが大切なので、セルフケアとして、マッサージとツボ押しで咬筋と側頭筋をほぐすようにしましょう。
太陽(たいよう)目尻と眉尻の間の少し後ろにあるくぼみ。
角孫(かくそん)耳上の先端部分。
下関(げかん)耳の穴の前のくぼんだところ。口を開けた時に盛り上がる部分。
頬車(きょうしゃ)奥歯をグッと噛みしめた時に筋肉が盛り上がる部分。
上記のツボやその周りをグーと押してみたり、押しながら回してほぐしてみたり気持ち良いなと思うぐらいの圧でゆっくりマッサージしてみて下さい。
エラ(咬筋の張り)で悩んでいる方は、まず日頃から食いしばらないように意識すること。セルフケアでほぐしてあげること。これを習慣にするようにしましょう。それでもなかなかほぐれない方は、定期的に美容鍼でエラの原因である筋肉をダイレクトにしっかりほぐしていきましょう。エラ張りやむくみが取れるだけで、今よりもっと小顔になることができます。