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美容鍼を受けた日の過ごし方

Date：2022.07.25
よくお客様から「鍼を受けた後にしてはいけないことはありますか？」というご質問をいただくことがあります。美容鍼はお悩みや症状に対して多角的なアプローチをすることができるため、得られる効果も様々です。今回はそんな美容鍼の効果を最大限に引き出すための理想的な施術後の過ごし方をお伝えします。
美容鍼はお肌の土台を作っている真皮層をダイレクトに刺激し、新陳代謝を活性化させ、血行を良くすることで様々な肌トラブルを解消します。また、凝りや冷えなどのように血行不良が原因で引き起こされている体調不良も合わせて改善してくれます。さらに、日々のストレスや疲労によって歪んだ体を、本来あるべき姿へ戻そうとする働きもあります。免疫力を高め、乱れた自律神経のバランスを整え、内臓の働きを調整してくれるのです。施術を受けた後は身体が軽くなり、内側からポカポカと温かくなってくるのを感じられるかと思います。これらの効果をきちんと引き出すためにも、施術後はできるだけ安静に過ごしましょう。
美容鍼を受けた日に気をつけたいこと

・お風呂は軽めに
血行を良くしてくれるお風呂。湯舟に浸かることは血行を促進し、むくみの解消にも効果的です。ただし、美容鍼を受けた日は血流が良くなっているためのぼせやすくなっています。施術当日は長風呂を避けるかシャワーで済ませるようにしましょう。

・激しい運動は避ける
日々の生活に運動を取り入れることは、美容面でも健康面でもとても大切なことです。しかし美容鍼を受けた当日は激しい運動は控え、できるだけ安静に過ごすようにしましょう。鍼によって血行がいつも以上に良くなっている状態で運動をすると、体調不良を引き起こしてしまう可能性があるからです。また、美容鍼では気になる部分に血液を集めることによって、様々なお悩みを解消します。そのため運動をしてしまうとせっかく集めた血液を筋肉に持っていかれてしまい、施術の効果が薄れてしまうためおすすめはしません。


・飲酒に注意
お風呂や運動と同じく、アルコールにも血流を良くする効果があります。鍼によって血流が良くなった状態でお酒を飲むといつも以上にお酒の巡りもよくなり、少量で酔いが回ってしまう恐れがあるため、施術後の飲酒には注意が必要です。

稀に美容鍼や鍼灸治療を受けた後、一時的にだるくなったり、熱っぽさを感じたりすることがあります。これは今まで体の中に溜まっていた老廃物が、血液の流れに乗って全身をめぐることで引き起こされる状態で「好転反応」または「瞑眩(めんげん)反応」と呼ばれています。この反応は全ての人に起こるわけではなく個人差があり、お疲れの溜まり具合によっても左右されます。老廃物が体外へ排出されれば落ち着くので、もし施術後に気分が悪くなったら水分をたっぷり摂って安静に過ごしましょう。胃や腎臓に負担がかからず、老廃物をできるだけ早く体外に排出するためです。体調は長くとも2〜3日で回復しますし、美容鍼を受ける前よりもずっと良くなっているはずです。
この他にも不安なことやご質問などがございましたら、お気軽にスタッフにご相談くださいませ。

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