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五月病には鍼灸治療
Date:2022.05.20
新年度が始まって2ヶ月。4月になると就職や進学、転居などで生活環境や人間環境が大きく変わることが多いです。しかしその新しい環境に適応できず、5月のGWを過ぎた頃からなんとなく体調が悪い、やる気が出ない、など心身に不調が現れる状況を「五月病」と言います。主に無気力、不安感、焦り、イライラ、周囲への無関心などの精神的な症状があげられ、不眠や食欲不振、めまい、動悸など身体的な不調を訴える場合もあります。特に5月は季節の変わり目で朝と夜の気温差も大きいため、知らず知らずのうちに心身共にストレスがかかって、自律神経が乱れやすい時期です。この自律神経の乱れを整えることが、五月病の症状改善にはとても大切です!
自律神経とは?
自律神経は様々な内臓器官の働きを調節している重要な器官で、交感神経と副交感神経に分かれています。2つは相反する働きを持っており、交感神経が優位になると身体は活動的になり、反対に副交感神経を持っているとリラックスモードになります。1日の流れで見ると朝から夕方までは交感神経、夕方から眠っている時は副交感神経が優位になっています。
自律神経が乱れる原因
・ストレス
人間関係、仕事などの悩みや不安といった精神的なストレスや、過労、事故、怪我、不快な音・光・温度などの身体的なストレスを感じると、身体や脳は対抗しようとするため交感神経が優位になります。ストレスが強かったり、身体が活動的な状態が長く続いたりすると交感神経の働きが過剰になり、それによってだるさや倦怠感、冷えや凝り、胃腸の不調などに繋がってしまいます。
・不規則な生活
交感神経は朝から夕方にかけて優位に働き、副交感神経は夕方から夜にかけて優位に働きます。そのため昼夜逆転の生活や慢性的な寝不足、不規則な生活を送り続けていくと、当然ながら自律神経は乱れてしまいます。
・加齢
年齢を重ねていくにつれて、ケアをしなければ10年で15%ずつ交感神経と副交感神経のトータルの機能が低下していきます。また、交感神経は年齢とともにそれほど低下しないものの、副交感神経は年齢とともに急降下することがわかっています。
・疾患
自律神経失調症、更年期障害といった疾患によっても自律神経の乱れが引き起こされます。
自律神経は様々な内臓器官の働きを調節している重要な器官で、交感神経と副交感神経に分かれています。2つは相反する働きを持っており、交感神経が優位になると身体は活動的になり、反対に副交感神経を持っているとリラックスモードになります。1日の流れで見ると朝から夕方までは交感神経、夕方から眠っている時は副交感神経が優位になっています。
自律神経が乱れる原因
・ストレス
人間関係、仕事などの悩みや不安といった精神的なストレスや、過労、事故、怪我、不快な音・光・温度などの身体的なストレスを感じると、身体や脳は対抗しようとするため交感神経が優位になります。ストレスが強かったり、身体が活動的な状態が長く続いたりすると交感神経の働きが過剰になり、それによってだるさや倦怠感、冷えや凝り、胃腸の不調などに繋がってしまいます。
・不規則な生活
交感神経は朝から夕方にかけて優位に働き、副交感神経は夕方から夜にかけて優位に働きます。そのため昼夜逆転の生活や慢性的な寝不足、不規則な生活を送り続けていくと、当然ながら自律神経は乱れてしまいます。
・加齢
年齢を重ねていくにつれて、ケアをしなければ10年で15%ずつ交感神経と副交感神経のトータルの機能が低下していきます。また、交感神経は年齢とともにそれほど低下しないものの、副交感神経は年齢とともに急降下することがわかっています。
・疾患
自律神経失調症、更年期障害といった疾患によっても自律神経の乱れが引き起こされます。
自律神経の乱れに対する鍼灸治療
①交感神経の働きを抑え、副交感神経を優位に導く
ストレス社会と言われる今、現代人は交感神経が過剰になり、逆に副交感神経が低下している状態に陥りやすいです。つまり交感神経の働きを抑え、副交感神経を優位に導くことが自律神経の乱れを整える上で重要になっていきます。鍼灸は自律神経の乱れを整える治療を得意としており、効果的なツボに鍼やお灸をしたり、筋肉の凝りをほぐしてお身体の疲れを解消したりすることで、交感神経を抑えて副交感神経を優位にする施術をします。こうした治療を続けていくと、交感神経と副交感神経のバランスが整い、自律神経が支配する胃腸などの内臓や血圧に作用して働きを正常化し、それによって免疫力も上がります。そして、自律神経の乱れが原因で起こる症状が改善されていきます。
②筋肉の凝りをほぐし、血流を改善する
鍼灸では、鍼をすることで筋肉の過度な緊張を緩和し、血流を改善します。すると身体は自律神経機能が反応しやすい状態になっていきます。鍼やお灸をすると”フレア”と呼ばれる皮膚が赤くなる反応が見られます。このフレアが生じている時、血管拡張物質が放出されて血管に作用して拡張させていることが分かっています。血流が良くなると身体を構成する細胞のすみずみにまで新鮮な酸素や栄養素を行き渡らせることができ、自律神経の機能を高めていきます。
①交感神経の働きを抑え、副交感神経を優位に導く
ストレス社会と言われる今、現代人は交感神経が過剰になり、逆に副交感神経が低下している状態に陥りやすいです。つまり交感神経の働きを抑え、副交感神経を優位に導くことが自律神経の乱れを整える上で重要になっていきます。鍼灸は自律神経の乱れを整える治療を得意としており、効果的なツボに鍼やお灸をしたり、筋肉の凝りをほぐしてお身体の疲れを解消したりすることで、交感神経を抑えて副交感神経を優位にする施術をします。こうした治療を続けていくと、交感神経と副交感神経のバランスが整い、自律神経が支配する胃腸などの内臓や血圧に作用して働きを正常化し、それによって免疫力も上がります。そして、自律神経の乱れが原因で起こる症状が改善されていきます。
②筋肉の凝りをほぐし、血流を改善する
鍼灸では、鍼をすることで筋肉の過度な緊張を緩和し、血流を改善します。すると身体は自律神経機能が反応しやすい状態になっていきます。鍼やお灸をすると”フレア”と呼ばれる皮膚が赤くなる反応が見られます。このフレアが生じている時、血管拡張物質が放出されて血管に作用して拡張させていることが分かっています。血流が良くなると身体を構成する細胞のすみずみにまで新鮮な酸素や栄養素を行き渡らせることができ、自律神経の機能を高めていきます。
五月病対策として自律神経の乱れを整えることが大切とお伝えしてきましたが、普段から自律神経が正常に働く条件を意識した生活を送ることで、五月病に限らず気象による不調や更年期症状などに対しても症状を軽微で済ませることができます。そのためにはまず、基本的な生活リズムを整えること。不規則な生活が自律神経の乱れを引き起こすとご説明しましたが、皆様心当たりはありませんか?バランスの良い食事・十分な睡眠と休養・適度な労働・適度な運動、と基本的な生活リズムを整えることが重要です。そして、リラックスタイムを確保すること。ストレス自体から逃れるのは難しいため、ストレスを受けてもそれを解消できるようなリラックスタイムを1日の中に確保してみてはいかがでしょうか。しかし、忙しい現代人がその時間を作り出すこともまた難しいので、ぬるめのお風呂(38~40℃)のお風呂にゆっくりと浸かってみる、など既に今行っている習慣を少し工夫してリラックスタイムに変えるのがおすすめです。これらの生体リズムを整える習慣に加えて、鍼灸を生活に取り入れることで、自律神経が乱れにくい心身を手に入れましょう。
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