少しずつ暖かくなり過ごしやすい季節となりました。しかしスギやヒノキ等春花粉が気になる時期でもあります。
花粉は目の痒みや鼻のムズムズ等の症状だけで無く、お肌にも大きくダメージがございます。
皮膚の表面、表皮には外部刺激から肌を守る『バリア機能』と言うものが備わっておりますが、
このバリア機能が低下してしまうと肌トラブルが起こりやすくなってしまうのです。

バリア機能の低下と肌トラブル
皮膚の最外層にある角質層がバリア機能の働きをしております。バリア機能とは主にどんな働きをしているのかというと。
①細菌や有害物質からの防衛
皮膚を透過して細菌や有害物質などの体内への侵入を防ぐ働き
②体内の水分蒸発を防ぐ
乾燥しないように皮膚や体の水分が体外に過剰に蒸発してしまうのを防ぐ働き

バリア機能が低下すると外部の刺激に弱くなってしまうので、花粉が付着することで炎症反応としてかゆみや肌荒れを引き起こすことがございます。
花粉を防ぐのに必要な、マスクの付け外しによる摩擦や鼻をかむときのティッシュでの摩擦もバリア機能を低下させてしまう原因の一つでもあります。

美容鍼で花粉による肌荒れ対策
美容鍼では皮膚の中に小さな傷を作る事で、肌本来が持っている修復機能。「自然治癒力」を高めることが出来ます。
鍼で傷つけたところを修復するのに血流が集まり、コラーゲンエラスチンなどの肌の土台となっている成分が生成されることで
内側から肌の調子を整えてくれます。お薬ではないので副作用もなく妊婦さんにもオススメな方法です。
また、免疫力が下がっている状態でもアレルギー反応は出やすくなってしまいます。
疲れが溜まっていたり、睡眠の質が悪く寝不足が続いているなどという事も免疫力を低下させてしまう原因の一つです。
鍼には自律神経を整える効果もございますので、睡眠の質を整えるのにもオススメです。
鍼で免疫力アップの事についてブログにも書いておりますのでこちらをご覧ください
「鍼灸治療で免疫力アップ」

セルフケアとしてオススメな美容法
「炭酸ガスパック」がおススメです。
元々は火傷の治療の為に開発された技術を美容に応用したものなので、肌荒れなど炎症を起こしてしまっている時でも使っていただくことが出来ます。
炭酸ガスが肌に浸透し、細胞を活性化させることで血流が促進されお肌の調子を整えます。
美容鍼のメカニズムと少し似ており、お肌本来の機能を最大限に引き出してくれるとっても心強いアイテムです。
炭酸パックについての記事も書いておりますのでそちらも是非ご覧ください
「ホームケアにおススメ☆炭酸ガスパック」

花粉症をお持ちでない方も、花粉による肌荒れを引き起こすことがございます。
美容鍼で肌の自然治癒力を高めることは、花粉から肌を守ってくれる「バリア機能」を整えることが出来ます。
これから花粉が強くなる前に、美容鍼、炭酸パックで花粉に負けない肌作りをしていきましょう☆ミ




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