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美容鍼による内出血リスクについて
鍼のような異物が身体に入ると通常は血管が避けてくれますが、血流の悪いところは血管の弾力性が低下しており、鍼を避けきれずに傷つき、そこから血液が皮下組織に漏れることで起こります。その際に漏れた血液が皮膚の外側に出れば内出血にはなりませんが、血液が皮下組織に残ってしまうと内出血になってしまいます。髪の毛ほどの細さとはいえ、鍼を身体に刺入するわけですので、体中に網の目のように広がっている毛細血管を傷つけないということは、物理的に難しいため内出血を防ぐことはできません。
ですが、内出血は悪いものではありません!白い肌に青っぽいあざのようにできる内出血は、やはり印象が良くないのは確かだと思います。しかし、東洋医学的にはこの内出血というものは、体内の悪い部分が外に出てきていると考えます。そして内出血が治る過程で悪い部分も一緒に改善している、つまり内出血はお身体が悪いものを外に排出しようとする自然な反応ですので、むしろ良いこととも言えるのです。
内出血を起こしやすい人は?
冒頭にあるとおり、内出血自体はお身体に不調がある方ほど起きやすい傾向にあります。また毛細血管が弱り、破れやすくなると発生しますが、その原因は血液が起因しています。
1.遺伝など生まれつきの体質による場合
2.病気による場合
3.無理なダイエットや偏食、疲労やストレスで胃腸の機能が低下している場合
などが考えられます。
もし内出血ができてしまったら?
当店では内出血ができてしまった場合、施術後に保冷剤をお渡しし、局部を冷やしていただきます。そして翌日以降は温めていただくようお伝えしています。
すると血流が促進され、血管内を流れる血液と共にリンパの流れも促進され、自然治癒力が上がって早く治ります。
また、胃に負担のかかる食事をなるべく避け、スープや煮物など温かいものを摂るようにし、睡眠不足にならない生活を心掛けましょう。
美容鍼による内出血を防ぐために
結婚式などの大切なイベント前に美容鍼を受ける方も非常に多くいらっしゃいます。そんな時はどうしてもお顔に内出血を作りたくないですよね。当店では頬周りなど、内出血ができると目立ってしまう部分を避けて施術したり、通常は太さが2種類ある鍼を使用するところを、全て1番細い鍼で施術するといった方法をとることも可能です。ご希望のお客様は、施術前にお気軽にスタッフにお声がけくくださいませ。
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