新型コロナウイルスの影響で続くマスクをつけたままの生活も３年目に差し掛かろうとしています。マスクをしていると中で蒸れたり摩擦が起こったりするため、自粛生活が始まったばかりの頃はお肌のかゆみや赤みなどの肌荒れ、吹き出物を訴える方がたくさんいらっしゃいました。しかし、これほど長く続くとまた別のお悩みも･･･。
特に多くの方が訴えるのが頬周り、口元のたるみです。お顔には多くの筋肉がございますが、マスクをしているとどうしても隠れてしまう頬や口元は表情筋を使う頻度が減ってしまい、血流が悪くなります。さらに加齢などが加わると筋肉が衰え、支えきれなくなった脂肪が顔の下や外側に流れてしまいたるみを引き起します。コロナ前のように表情筋全体を大きく使って表情を作ることが減ってしまったため、たるみやほうれい線が目立ちやすくなってしまいました。また、目元が重たくなったりお顔の立体感がなくなってしまったりすると、お顔全体に老けた印象を与えてしまいます。

マスク着用が基本とはいえ食事中、写真撮影、大切な予定の日などマスクを外さなくてはいけない状況も多くありますよね。そんな時、お顔の不調を気にしてマスクを外したくない･･･と気分が落ち込んでしまうのは避けたいものです。そのためには日々のスキンケアやお手入れはもちろん、美容鍼におまかせいただくことが効果的！
美容鍼とは、お顔や頭皮、お身体の筋肉やツボに鍼をして刺激を与えることで、血流を良くして新陳代謝の活性化を促すことにより、体が持っている本来の美しさを引き出し、内側から綺麗になれる美容法です。人間の肌は表面から内側に向かい、表皮・真皮・皮下組織の3層構造となっています。鍼治療では、お肌の弾力を保つために重要なコラーゲンやヒアルロン酸からできている真皮層を鍼で刺激します。すると肌は細胞を壊されたと認識し、壊れた細胞を元に戻そうとするため、新陳代謝が活発になります。新しい細胞が生まれ、肌の弾力や血行が良くなることで、内側から肌トラブルが改善され、肌が本来持っている美しさを取り戻すのです。

マスクによるお顔の不調に対して、美容鍼以外でのアプローチとしておすすめなのが炭酸ガスパックです。化粧品の中で唯一、物理的な刺激で肌を活性化させてくれる炭酸ガスパックは、美容鍼と作用がとても似ています。血流をアップさせて肌代謝を上げてくれるだけでなく、鎮静効果もあるため急な肌トラブルにもぴったりです。普段きちんとスキンケアをされているという方にも、他とは働きが違うためぜひ加えていただきたいアイテムです。炭酸ガスパックに関しては、こちらでさらに詳しく解説しておりますので、ご覧くださいませ。