新型コロナウイルスの感染拡大により大きく生活が変わり始めてからもうすぐ丸2年が経ちますね。感染予防にマスク、手洗いうがい、手指消毒、自粛するなど自己管理を今まで以上に徹底されているのではないかとおもいます。体調を崩さないように予防をしていてもストレスや疲れ、寒暖差等により体調が崩れてしまう事はございます。そんな体調管理に欠かせないのが免疫力。今回はこの免疫力と鍼灸についてお話します。

免疫とは外部から侵入してきた細菌やウイルスを撃退する自己防衛システムのことです。免疫力が下がることで

・風邪やウイルス・感染症などにかかりやすくなる

・蕁麻疹やアレルギー症状が出やすくなる

・肌荒れ

・疲れやすい、疲れが取れない

など様々な不調を引き起こします。免疫力は２０歳を超えると落ちてきてしまうため、年齢と共に免疫力を高める行動を心がけましょう。

免疫力を高める行動とは？

・睡眠をしっかり取る

睡眠中は免疫細胞の働きが活発になるので睡眠をしっかりとる事、睡眠の質を上げることが大切です。

・食生活の見直し

栄養不足や偏った食生活は免疫力の低下に繋がります。免疫細胞の約６割は腸にいると言われているので、食生活を見直し、腸内環境を整えることが免疫力アップに繋がります。

・疲労、ストレス

ストレスで免疫力が下がる原因には自律神経の乱れが関係してきます。本来交感神経と副交感神経がバランスよく働くことで免疫機能は正常に働いていますが、過度のストレスにより交感神経が優位に働いてしまうと自律神経が乱れ睡眠の質低下なども引き起こします。定期的にリラックスできる時間を作ることも大切です。

・運動不足・身体の冷え　

免疫力を上げるのに身体を温めることは重要です。免疫力は体温が1℃下がると30％も低下してしまうといわれています。お風呂に浸かって身体を温めたり、適度な運動で代謝アップを心がけましょう。

生活習慣を見直すことで改善できる所もたくさんございますが生活習慣の見直しにプラスで鍼灸治療を取り入れることをオススメします。