ここ数年で美容鍼や美容鍼灸という言葉がかなり浸透してきました。モデルやタレントなどの芸能人も美容鍼に通っていたり、テレビや雑誌、ＳＮＳなどでよく見たり、耳にすることが増えました。ハリウッドスターやセレブ達が美容法の一つに美容鍼を取り入れていると話題になり、世界的に美容鍼が注目されるようになりました。２０１８年１月に『マツコ会議』で美容鍼が大々的に取り上げられてから、美容鍼に興味を持ったという方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
美容鍼を取り扱う店舗も増えてきました。鍼灸整骨院や美容鍼専門のサロンなど様々です。当店は、芸能人などの口コミでも人気の大阪にある美容鍼専門サロンです。ありがたいことに雑誌やスタイルブックなどにも多数ご紹介して下さっています。
当店のお客様が初めてご来店くださった際に「美容鍼はテレビやＳＮＳでよく見ていて興味は前からあったけど、なかなか勇気が出なかった」というお声をたくさんいただくため、今回は、美容鍼や美容鍼灸ってそもそも何？効果は？痛いの？など美容鍼のことについて、皆様の気になることをご紹介していきます。

美容鍼・美容鍼灸とは？
簡単にお伝えすると、東洋医学である鍼灸治療を美容に応用したものです。鍼やお灸を用いてお顔や頭皮のツボ、筋肉に鍼をすることで、血流を良くし、人間の本来持っている美しさを引き出し、お肌の内側から綺麗になっていく美容法です。
美容鍼のメカニズムと効果
お肌に鍼を打つことで、微細な傷ができます。その傷を治そうと人間の本来持っている自然治癒力が働き、お肌のハリ・弾力成分であるコラーゲンやエラスチンの生成が促進されます。その結果、お肌が良い状態に改善されます。さらに、鍼をすることで血流がとても良くなり、お肌の隅々まで栄養や酸素が行き渡りやすくなります。また、血流が良くなると、硬い筋肉がほぐれたり、老廃物が流れ出しやすくなったりとたくさんの良い効果がございます。
当店のお客様が実際に美容鍼を受けて多くいただく感想としては、お顔がむくみにくくなった、吹き出物・肌荒れが落ち着いた、エラの筋肉がほぐれてお顔がスッキリした、目元が開けやすくなったなどなど。効果の感じ方には個人差がございますが、お顔の効果以外にも、美容鍼をすると自律神経の乱れを整えてくれる効果もあります。不眠症が改善された、胃腸の調子が良くなった、頭痛が減ったなどお体の改善も感じていただけるお客様もたくさんいらっしゃいます。

 美容鍼のデメリットは？
美容鍼には、たくさん良いことがあるというのは、なんとなくご理解いただけたかと思います。しかし、お薬の副作用などのように、どんな美容法も１００％良いことしかないというものはございません。ですが、美容鍼や美容鍼灸は、薬剤を使ったりすることもなく、自身の自然治癒力で美しくなるナチュラルな美容法ですので、他の医療や美容法に比べると副作用やデメリットなどが少ないのも特徴の一つです。では、美容鍼のデメリットはどうなの？と気になりますよね。当店では、施術前にお客様の不安な部分（デメリット）である『鍼の痛み』『内出血』のお話はしっかりと下記のようにご説明させていただいております。
鍼の痛み
美容鍼で使う鍼の太さはご存知でしょうか？実際、注射針をイメージされる方も多いです。しかし、注射針の直径が０．５ｍｍ～０．９ｍｍ。当店で使用している鍼の直径は０．１４ｍｍ～０．１６ｍｍと注射針の３分の１～５分の１程度の細さ。大体髪の毛くらいの細さです。お痛みの感じ方は人それぞれですが、お顔に鍼を刺すので、全くの無痛ではございません。しかし、鍼を刺したのもわからない箇所もございます。例えるなら「ピンセットで毛を抜く時」と表現した方がイメージしやすいかもしれません。ピンセットで毛を抜くときも痛い箇所もあれば痛くない箇所もありますよね。また痛みは、その日の調子によることもあり、お肌や筋肉の状態が良好であれば痛みは少なく、お肌が硬くなっていたり、筋肉が凝り固まっていたりすると強く感じる場合があります。当店でも「思っていたより痛くなかった」「注射は苦手だけど意外と大丈夫だった」というお声が多いです。使用している鍼は、全て国産の高品質のもので、滅菌処理され1本1本包装された使い捨ての鍼（ディスポーザブル）を使用しています。感染症や衛生面にも万全を期しているため、ご安心くださいませ。そして、美容鍼や美容鍼灸を施術するには『はり師・きゅう師』の国家資格が必須です。当店の施術者は、もちろん全員が国家資格を取得した女性美容鍼灸師です。
出血と内出血
鍼の施術では、鍼が皮膚・毛細血管・筋肉などの組織に刺入されるため、ごくわずかの出血や、稀に内出血（皮下出血）を起こす可能性があります。お顔には目に見えないたくさんの毛細血管があり、鍼を体内に刺す施術ですので、１００％避けるということはできません。また、内出血（皮下出血）が起こると青アザになることがございます。個人差はございますが、小さいもので数日～１週間。大きいもので２～３週間程度で自然と吸収されていき、必ず綺麗に消えていきます。アザとして一生残るものではないので、ご安心くださいませ。どうしても内出血（皮下出血）が困る場合、近日中に大切なイベントがある場合などは、施術前に必ず鍼灸師に相談するといいでしょう。